皆さんこんにちは！歯科衛生士の石井です(❁´◡`❁)

 

今回からは　『　むし歯　』　についてお話しようと思います。

 

 

むし歯って

”　歯に穴があいて痛い　”

っていうイメージをお持ちではないですか？

私も昔はそう思っていました😅

 

でも実際は、むし歯になっても必ず痛いわけではないし、

いきなり穴が開くわけでもないんです。

 

 

 

むし歯には、COからC4の５段階があります。

COはむし歯というより

『むし歯になりかけ』と言うほうが正しいかもしれません🙂

 

 

 

 

食事をしてプラークが作られると、

プラークの中でむし歯菌が増殖しながら酸を作り出し、

その酸によって歯のエナメル質からは、

カルシウムやリンがどんどん溶けだします😨

これを　『　脱灰（だっかい）　』　と言います。

 

そして食後しばらくすると、

酸性に傾いたお口の中は唾液によって徐々にもとに戻ります。

唾液には酸性を中和してくれる働きがあるんです！

溶けだてしまったカルシウムやリンはこの時もとに戻ります。

これを　『　再石灰化（さいせっかいか）　』　と言います。

 

 

食事をするたびにお口の中では

この『　脱灰　』　と　『　再石灰化　』が行われているんです。

２つの作用のバランスが崩れて脱灰が進むと

むし歯が始まる、というわけですo((⊙﹏⊙))o

 

ちなみに　”虫歯”　ではなく

”むし歯”　と言っているのは

歯を虫に食べられているわけではないからなんです😊

 

 

自覚症状は個人差がありますが、

CO、C1はほぼありません。

C2くらいになってくると

冷たいものがしみるとか軽い痛みを感じるような症状が出てきます。

 

ということは・・・

痛みを感じるようなむし歯は

実は結構進行してしまっているってことなんです∑( 口 ||

 

歯周病もそうですが、むし歯も小さいうちは自分で気づきにくいんです。

リコールを受けて早期発見や予防につなげましょう✨

もちろん一番の予防は歯みがきですよ( •̀ ω •́ )✧

 

 

リコールについての記事はコチラ↓↓↓

歯周病には定期的なメインテナンスを！